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⚗️化学クイズ 問題と解説

元素・化合物・化学反応など、化学に関するクイズです。元素周期表から身近な化学現象まで、化学の面白さを体験できます。1240問のうち第921940問を掲載しています(47ページ目/全62ページ)。

  1. 921難易度 ★★★☆☆

    電解質溶液のイオン論でノーベル化学賞(1903年)を受賞し、後に「アレーニウス式(反応速度の温度依存性)」でも知られるスウェーデンの化学者は誰か?

    正解:スヴァンテ・アレーニウス
    解説:スヴァンテ・アレーニウスは電解質が水に溶けるとイオンに解離するイオン論を提唱し(当初は異端視された)、その功績で1903年にノーベル化学賞を受賞した。また反応速度の温度依存性を表すアレーニウス式でも化学史に名を刻んでいる。
  2. 922難易度 ★★★☆☆

    オゾン層を破壊するフロン(CFC)の危険性を証明し、1995年のノーベル化学賞を受賞した科学者の一人はどれか?

    正解:フランク・ローランド
    解説:フランク・シャーウッド・ローランドはマリオ・モリーナ、パウル・クルッツェンとともにCFC(クロロフルオロカーボン)が成層圏オゾン層を破壊する仕組みを解明し、1995年のノーベル化学賞を受賞した。モントリオール議定書によるCFC規制につながった。
  3. 923難易度 ★★☆☆☆

    アミノ酸・タンパク質の分子内で自然に折り畳まれる「タンパク質の折り畳み問題」の解決にAIを応用し注目されたのは何というシステムか?

    正解:AlphaFold
    解説:DeepMindが開発したAlphaFoldは、アミノ酸配列からタンパク質の三次元構造を高精度で予測するAIシステムである。2021年に2億以上のタンパク質構造データベースを公開し、創薬・構造生物学に革命をもたらした。AlphaFold開発のキーパーソンには2024年ノーベル化学賞が授与された。
  4. 924難易度 ★★☆☆☆

    2024年のノーベル化学賞でデイビッド・ベイカーとジョン・ジャンパー、デミス・ハサビスが受賞した研究分野は何か?

    正解:計算によるタンパク質設計と構造予測
    解説:2024年のノーベル化学賞はコンピュータによるタンパク質の設計(デイビッド・ベイカー)とAIを用いたタンパク質構造予測(ジョン・ジャンパーとデミス・ハサビス、AlphaFold)に与えられた。タンパク質科学における計算科学の革命的な進歩が評価された。
  5. 925難易度 ★★★☆☆

    「触媒」(カタリスト)という概念を初めて明確に定義したスウェーデン出身の化学者は誰か?

    正解:ヤコブス・ベルツェリウス
    解説:ヤコブス・ベルツェリウスは1835年に、反応後も変化せず他の物質の反応を促進する物質として「触媒(Catalysis)」の概念を定義した。彼はまたシリコン、セレン、トリウムなど多くの元素を発見し、現代的な化学式・元素記号の体系も整備した。
  6. 926難易度 ★★☆☆☆

    「気体の体積は圧力に反比例する(温度一定)」というボイルの法則を提唱したロバート・ボイルは何世紀の人物か?

    正解:17世紀
    解説:ロバート・ボイルは1627年生まれで1627〜91年の人物(17世紀)であり、1662年にボイルの法則を発表した。彼の実験は定量的・再現可能な化学実験の先駆けであり、近代化学の父の一人とされる。
  7. 927難易度 ★★★☆☆

    アンモニアの合成でノーベル化学賞を受賞したフリッツ・ハーバーの受賞年は何年か?

    正解:1918年
    解説:フリッツ・ハーバーは1918年のノーベル化学賞をアンモニアの窒素固定合成法(ハーバー・ボッシュ法)の発明で受賞した。ただし第一次世界大戦中の化学兵器への関与もあり、受賞時には国際的な批判も浴びた。
  8. 928難易度 ★★★☆☆

    タンパク質のX線結晶構造解析でインシュリン構造を決定し、1964年のノーベル化学賞を受賞したのは誰か?

    正解:ドロシー・ホジキン
    解説:ドロシー・ホジキンはX線結晶構造解析の手法でペニシリン、ビタミンB12、インシュリンの三次元構造を決定した。1964年のノーベル化学賞は「X線技術による重要な生化学物質の構造決定」の功績に対して授与された。
  9. 929難易度 ★★☆☆☆

    「有機合成化学の父」とも呼ばれ、1828年に尿素の人工合成に成功したドイツの化学者は誰か?

    正解:フリードリヒ・ヴェーラー
    解説:フリードリヒ・ヴェーラーは1828年にシアン酸アンモニウムを加熱して尿素(生物由来とされた有機物)を合成することに成功した。これは「生命力説(有機物は生命力なしには合成できない)」を否定する画期的な出来事で、有機化学の誕生を告げた。
  10. 930難易度 ★★★☆☆

    1944年のノーベル化学賞を受賞したオットー・ハーンの主な業績は何か?

    正解:核分裂の発見
    解説:オットー・ハーンはリーゼ・マイトナーらとともにウランに中性子を照射して核分裂を発見した(1938年)。マイトナーが理論的説明を行ったがノーベル賞から除外されたことは後に批判を受けた。この発見が原子力・核兵器の開発につながった。
  11. 931難易度 ★★★★

    二重らせん構造でのDNA複製機構を示した実験(メセルソン・スタール実験)が行われた年は何年か?

    正解:1958年
    解説:マシュー・メセルソンとフランクリン・スタールは1958年に窒素の同位体(14Nと15N)を使った実験で、DNAの複製が半保存的に行われることを証明した。これはワトソン・クリックの二重らせんモデル(1953年)の直接的証拠となった。
  12. 932難易度 ★★★☆☆

    ポリプロピレン・ポリエチレン等の立体規則性重合(チーグラー・ナッタ触媒)でノーベル化学賞を受賞したのは何年か?

    正解:1963年
    解説:カール・チーグラーとジュリオ・ナッタは遷移金属触媒(チーグラー・ナッタ触媒)を用いたオレフィンの立体規則性重合法を開発し、1963年のノーベル化学賞を受賞した。アイソタクティックポリプロピレンなどの実用プラスチックはこの技術から生まれた。
  13. 933難易度 ★★★★

    「有機金属化学」のパイオニアとなるサンドイッチ化合物フェロセンの構造を決定し、1973年のノーベル化学賞を受賞したのは誰か?

    正解:ジェフリー・ウィルキンソンとエルンスト・フィッシャー
    解説:ジェフリー・ウィルキンソン(英)とエルンスト・オットー・フィッシャー(独)は、鉄原子が2つのシクロペンタジエニル環に挟まれたサンドイッチ構造のフェロセンを確立し、遷移金属有機化合物の化学を開拓した。
  14. 934難易度 ★★★☆☆

    元素記号・原子量の近代的体系を確立し、電気化学でも多くの発見を行ったスウェーデンの化学者は誰か?

    正解:イェンス・ヤコブ・ベルツェリウス
    解説:ベルツェリウスは現代の元素記号(Ca, O, H等のラテン語・ギリシャ語の略)を考案し、精密な原子量測定を行った。電気分解でセリウム・トリウム・シリコンなどを分離・発見し、電気化学の発展にも大きく貢献した。
  15. 935難易度 ★★★☆☆

    化学の教科書でもおなじみの「ブンゼンバーナー」を発明したロベルト・ブンゼンが行ったもう一つの重要な業績は何か?

    正解:分光分析法の創始(キルヒホッフとの共同研究)
    解説:ブンゼンはグスタフ・キルヒホッフとともに1859〜60年に分光分析法を創始し、炎色反応のスペクトル線を利用してセシウム・ルビジウムを発見した。ブンゼンバーナーはその実験のために改良した道具である。
  16. 936難易度 ★★☆☆☆

    1905年から1906年にかけて行われた実験で、原子の核(原子核)の存在を実験的に証明したラザフォードの実験で用いた粒子は何か?

    正解:アルファ粒子
    解説:アーネスト・ラザフォードは金箔にアルファ粒子を照射し、大部分が通過するが一部が大きく散乱されることを発見した(1909年ガイガー・マースデン実験)。これにより原子の中心に小さく重い正電荷の核(原子核)があるという原子核モデルを1911年に提唱した。
  17. 937難易度 ★★★☆☆

    日本の「酵素の化学」に先鞭をつけ、高峰譲吉が1894年に米国で精製した消化酵素は何か?

    正解:タカジアスターゼ
    解説:高峰譲吉は麹菌から消化酵素タカジアスターゼを精製・商品化し(1894年)、米国でパテントを取得した。またアドレナリン(エピネフリン)の初の純粋結晶単離にも成功(1900年)した日本近代化学の先駆者である。
  18. 938難易度 ★★★☆☆

    19世紀のドイツで農芸化学を発展させ、植物の無機栄養説を唱えたのは誰か?

    正解:ユストゥス・フォン・リービッヒ
    解説:ユストゥス・フォン・リービッヒは植物が成長するために土壌中の無機物(窒素・リン・カリウム等)が必要であることを示し、農業化学の基礎を確立した。「最小律(リービッヒの桶)」でも知られ、農学・食品科学に大きな影響を与えた。
  19. 939難易度 ★★☆☆☆

    マリー・キュリーが夫ピエールと発見した放射性元素ラジウムの主な用途として歴史的に広まったものはどれか?

    正解:癌の放射線治療(ラジウム療法)
    解説:ラジウムは発見後しばらく、がん細胞を破壊する放射線治療(ラジウム療法)として医療に応用された。また時計・飛行機計器の夜光塗料としても使われたが、放射線による健康被害が後に明らかになった。
  20. 940難易度 ★★★☆☆

    光合成でCO2から糖を合成する「カルビン回路」を発見し、1961年にノーベル化学賞を受賞したのは誰か?

    正解:メルヴィン・カルビン
    解説:メルヴィン・カルビンは放射性同位体の炭素14(14C)を用いたトレーサー実験で、光合成における炭素固定の経路(カルビン・ベンソン回路)を解明した。1961年のノーベル化学賞を受賞した。

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