毎日集まる新しいクイズで、ちょっとした知識を増やしましょう。

⚗️化学クイズ 問題と解説

元素・化合物・化学反応など、化学に関するクイズです。元素周期表から身近な化学現象まで、化学の面白さを体験できます。1240問のうち第881900問を掲載しています(45ページ目/全62ページ)。

  1. 881難易度 ★★☆☆☆

    ヨウ素(I₂)の常温(25℃・1気圧)での状態として正しいのはどれか?

    正解:固体(黒紫色の結晶)で、常温でも昇華して紫色の蒸気を生じる
    解説:ヨウ素(I₂)はハロゲン元素の中で唯一、常温(25℃・1気圧)で固体(黒紫色の結晶)です。融点は約113.7℃と比較的低く、常温でも昇華して特有の紫色の蒸気を発生させます。フッ素・塩素は常温で気体、臭素は常温で液体として存在します。
  2. 882難易度 ★★☆☆☆

    アントワーヌ・ラボワジェが燃焼理論で否定したのは、どのような物質の存在を前提とした説か?

    正解:フロギストン説
    解説:ラボワジェは精密な実験により、燃焼は酸素との化合反応であることを証明し、燃焼時に「フロギストン」と呼ばれる仮想物質が放出されるとするフロギストン説を否定した。この発見は近代化学の礎となった。
  3. 883難易度 ★★☆☆☆

    ジョン・ドルトンが1803年に発表した「原子論」の基本的な主張として正しいものはどれか?

    正解:元素は不可分な原子からなり、同一元素の原子は同じ質量をもつ
    解説:ドルトンの原子論では、元素はそれ以上分割できない原子から構成され、同じ元素の原子は質量・性質が等しいとした。この説は後に素粒子の発見で修正されたが、近代原子論の出発点となった。
  4. 884難易度 ★★☆☆☆

    ドミトリ・メンデレーエフが1869年に発表した周期表において、当時まだ発見されていない元素の存在を予言した。その後実際に発見され、予言通りだったとされる元素はどれか?

    正解:ゲルマニウム
    解説:メンデレーエフはエカシリコン(後のゲルマニウム)の存在と性質を予言し、1886年にクレメンス・ウィンクラーがゲルマニウムを発見したとき、予言と実測値が驚くほど一致した。これは周期表の正しさを強力に支持した。
  5. 885難易度 ☆☆☆☆

    マリー・キュリーが発見した放射性元素のうち、彼女の祖国にちなんで命名されたものはどれか?

    正解:ポロニウム
    解説:マリー・キュリーは故郷ポーランドを記念してポロニウム(原子番号84)と命名した。彼女は1898年に夫ピエールとともにポロニウムとラジウムの両方を発見し、「放射能」という言葉も初めて使用した。
  6. 886難易度 ☆☆☆☆

    フリッツ・ハーバーとカール・ボッシュが開発したハーバー・ボッシュ法では、何を何から合成するか?

    正解:アンモニアを窒素と水素から合成する
    解説:ハーバー・ボッシュ法は、高温・高圧・触媒(主に鉄)の条件下で大気中の窒素と水素を直接反応させてアンモニアを工業的に合成する方法である。この発明により人工肥料の大量生産が可能となり、現代農業の基盤を作った。
  7. 887難易度 ★★☆☆☆

    ノーベル化学賞を2度受賞した唯一の人物はマリー・キュリーである。彼女が2度目のノーベル化学賞を受賞した年は何年か?

    正解:1911年
    解説:マリー・キュリーは1903年にノーベル物理学賞(ピエール・キュリーと共同)を受賞し、1911年にはラジウムとポロニウムの発見・単離の功績でノーベル化学賞を単独受賞した。女性で唯一、異なる分野で2度ノーベル賞を受賞した。
  8. 888難易度 ☆☆☆☆

    2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰が開発に貢献した主な技術は何か?

    正解:リチウムイオン電池
    解説:吉野彰はジョン・グッドイナフ、スタンレー・ウィッティンガムとともにリチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞した。吉野は1985年に現在の実用的なリチウムイオン電池の原型を完成させ、携帯機器・電気自動車の普及に貢献した。
  9. 889難易度 ★★☆☆☆

    2010年のノーベル化学賞を受賞した根岸英一と鈴木章が共同受賞した理由となった化学反応はどれか?

    正解:パラジウム触媒クロスカップリング反応
    解説:根岸英一(根岸カップリング)と鈴木章(鈴木カップリング)はリチャード・ヘック(ヘックカップリング)とともに、パラジウム触媒を用いた有機合成のクロスカップリング反応の開発でノーベル化学賞を受賞した。医薬品・電子材料の合成に広く使われる。
  10. 890難易度 ★★☆☆☆

    2002年のノーベル化学賞を受賞した田中耕一は、どのような測定法の開発で受賞したか?

    正解:生体高分子の質量分析法
    解説:田中耕一は島津製作所のエンジニアであり、ソフトレーザー脱離法(MALDI)の原理を発見した。タンパク質などの生体高分子をイオン化して質量分析する手法で、タンパク質の同定や構造解析に革命をもたらし、ノーベル化学賞を受賞した。
  11. 891難易度 ★★☆☆☆

    2000年のノーベル化学賞を受賞した白川英樹は何の発見・開発で受賞したか?

    正解:導電性ポリマー(電気を通すプラスチック)の発見
    解説:白川英樹はアラン・ヒーガー、アラン・マクダイアミッドとともにポリアセチレンへのヨウ素ドープによって電気伝導性が劇的に向上することを発見し、導電性ポリマーという新分野を切り開いた。この発見はプラスチック=絶縁体という常識を覆した。
  12. 892難易度 ★★★☆☆

    2001年のノーベル化学賞を受賞した野依良治は、どのような化学の分野で受賞したか?

    正解:不斉触媒反応
    解説:野依良治はRuを中心とした不斉水素化触媒(BINAPルテニウム錯体)を開発し、鏡像異性体の一方を選択的に合成する手法を確立した。これにより医薬品などのキラル化合物の効率的な製造が可能となった。
  13. 893難易度 ★★★☆☆

    1981年のノーベル化学賞を受賞した福井謙一は、どのような理論の構築で受賞したか?

    正解:フロンティア軌道理論
    解説:福井謙一はアロルド・ホフマンとともにフロンティア軌道理論(最高被占軌道HOMOと最低空軌道LUMO)でノーベル化学賞を受賞した。分子の化学反応性を電子軌道の観点から説明するこの理論は有機合成化学に革命をもたらした。
  14. 894難易度 ★★★☆☆

    フリッツ・ハーバーはノーベル化学賞を受賞したが、第一次世界大戦中に行った別の行為で「化学兵器の父」とも呼ばれる。その行為とは何か?

    正解:塩素ガスなど毒ガス兵器の開発・使用を指揮した
    解説:ハーバーは第一次世界大戦中にドイツ軍の化学兵器開発を主導し、1915年のイーペルの戦いで塩素ガス攻撃を指揮した。アンモニア合成による肥料生産と毒ガス兵器という相反する遺産をもつ複雑な歴史的人物である。
  15. 895難易度 ★★☆☆☆

    ライナス・ポーリングはノーベル賞を2度受賞した稀有な人物であるが、2つのノーベル賞は何賞と何賞か?

    正解:化学賞と平和賞
    解説:ライナス・ポーリングは1954年にノーベル化学賞(化学結合の性質の研究)、1962年にノーベル平和賞(核実験反対運動)を受賞した。異なる分野での2度受賞はマリー・キュリーとポーリングの2名のみである。
  16. 896難易度 ★★☆☆☆

    バックミンスターフラーレン(C60)が発見されたのは何年か?

    正解:1985年
    解説:C60フラーレンは1985年にハロルド・クロト、リチャード・スモーリー、ロバート・カールによって発見された。サッカーボール型の炭素分子で、建築家バックミンスター・フラーのドーム構造にちなんで命名され、1996年にノーベル化学賞の対象となった。
  17. 897難易度 ★★☆☆☆

    PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法を発明し、1993年にノーベル化学賞を受賞したのは誰か?

    正解:キャリー・マリス
    解説:キャリー・マリスは1983年にPCR法を考案し、微量のDNAを試験管内で大量増幅する技術を実現した。この発明は遺伝子診断・法医学・感染症検査などに革命をもたらし、1993年のノーベル化学賞につながった。
  18. 898難易度 ★★☆☆☆

    CRISPR-Cas9ゲノム編集技術の開発でノーベル化学賞を受賞(2020年)したのは誰か?

    正解:ジェニファー・ダウドナとエマニュエル・シャルパンティエ
    解説:ジェニファー・ダウドナ(カリフォルニア大学バークレー校)とエマニュエル・シャルパンティエ(ベルリン感染症・免疫研究所)は、細菌の免疫機構を利用したCRISPR-Cas9ゲノム編集ツールを開発し、2020年のノーベル化学賞を受賞した。
  19. 899難易度 ★★☆☆☆

    錬金術師が数百年にわたって求め続けた「賢者の石」の主な目的とされていたものはどれか?

    正解:卑金属を金に変える変成と不老不死の薬の製造
    解説:錬金術師たちは賢者の石(philosopher's stone)が卑金属(鉛など)を金に変える能力と、不老不死をもたらすエリクサーの原料になると信じていた。錬金術は科学的に誤りだったが、実験手法や化学知識の蓄積という側面で近代化学の前身となった。
  20. 900難易度 ★★☆☆☆

    アルフレッド・ノーベルが発明したダイナマイトの主成分はどれか?

    正解:ニトログリセリン
    解説:ノーベルは不安定なニトログリセリンを珪藻土(キーゼルグール)に吸着させることでダイナマイトを発明(1867年)した。純粋なニトログリセリンは衝撃で爆発しやすいが、珪藻土に吸着させることで安全に取り扱えるようにした。

このページは「化学」カテゴリのクイズ問題と解説をまとめた学習用ページです。 実際に4択形式で挑戦したい方は 化学クイズ から、全ジャンルからランダムに出題される 全カテゴリミックス もお試しください。